相続を事前に考える大切さ③
税理士事務所の目線で見ると、相続対策で目指すゴールは分割と納税です。
①分割とは、円満に遺産を分けることができる状態。
②納税とは、相続税が納付できるキャッシュがある状態。
この2つをクリアすれば、相続対策の9割が完了と言っても過言ではありません!
< 申告期限までに分割と納税の対策ができていない場合の税務的なデメリット >
①納税額を抑えることができる「特例」が使えず、余分な相続税を納めることに!
分割決定後に再申告が必要で手間と費用がかかります。(税理士報酬も2度発生💦)
②キャッシュで納税できないと、またまた余分な税金や費用が!
・延納:納付時期を延期。利子税という名の利息が発生します。
・物納:株や不動産で納付。認められるまで利子税あり。物納が認められない場合も!
・銀行借入れ:銀行から借金をして納付。税金でなくても銀行への利息が発生…。
・不動産売却:不動産を売って納付。焦って売却すると買いたたかれるリスクがあります。
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